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斜光をあびて「EF64 重連」




                             
            2003.9.  篠ノ井線 田沢→平瀬(信)



大阪への引越しを一ヵ月後に控えた9月のある日、この日は朝から文句なしの快晴。
運用を追いかけるとこの日の5462レは原色重連。

「これは行くしかない」ということで家族運用をトケにして出かけた。

ロクヨンを手軽に撮影できるのもあと数回ということで手堅く定番で撮影することに。

撮影前に篠ノ井まで確認にいったところ、機関区はずれに運用をはずれた3号機と5号機の姿があった。
まだ原型はとどめていたが、側面のナンバープレートは切り取られ車体のところどころに錆がういており、しばらく呆然と立ち尽くすだけであった。

気を取り直し聖高原の高速オーバークロスへ。秋晴れの中美味しくいただいた。

次は余裕を持って平瀬信号所手前の踏み切りへ。手前のポールが気になるがお手軽ポイントとして頻繁に通った場所である。日が西に傾き北アルプスの山に沈もうとする少し前、わずかに面に陽を受けたロクヨン重連が駆け抜けていった。